ハイパフォーマンスプレゼン⑪ 【心を動かす】
皆様、こんにちは。こんばんは。伊藤です。
皆様に質問ですが、思わず聞きいってしまうようなスピーチやプレゼンを聞いたことってありませんか?
話している方が有名な人だろうとなかろうと、一度はそういった経験があると思います。
(私が覚えている限りだと、一番最初に心を動かされるような話をしていた方は、保育園の園長先生でしたw)
今回は、スピーチやプレゼンで重要となる、聞いている方の『心を動かす』要素についてお伝えします。
【TED 脅威のプレゼン 人を惹きつけ、心を動かす9つの法則】によると心を動かす要素は3つあります。
①感情に訴える…聴衆のハートに触れる
②目新しさを出す…聴衆に何か新しいことを教える
③記憶に残す…聴衆が絶対に忘れないような形で見せる
■感情に訴える
ポイントは、情熱的であること、そして自分自身が感動することが重要になります。
上記を満たすためには、話を作った後に一つ自分に質問を投げかけ、深堀していくことでできます。
その質問は、
『あなたが作った話で、あなたのハート(心)が反応するポイントはどこ?』
です。
自分のハートが反応するならば、話をしていても不思議と話に力が入り、いつの間にか熱意がこもり、エネルギーや熱意が聴衆に電線していきます。
一方で自分のハートが反応すらしない話なら相手には勿論響くことはありません。
技術的なところでいくと、速度、声量、抑揚、間、ジェスチャーを上手く使うことで情熱的に魅せることもできます。
■目新しさを出す
目新しさを出すポイントとして、全く知らない情報(or全く新しい見せ方)や、驚きの瞬間を体感させることです。
目新しさを出すことで、人は感情が動き、そのメッセージが記憶に残って行動の変化を促しやすくなります。
ジョン・メディナ(分子生物学者)によると、
「ひとつの体験委まつわるさまざまな要素の中で、脳が一番しっかりと記憶するのは感情的要素だ。」
とあるように、脳は感情を刺激する出来事を記憶し、ありふれた出来事を無視するようにできています。
ユーモアな部分を組み込むのも効果的です。
・警戒心を解いて親近感を生む
■記憶に残す
どんな話であれ人の記憶に残さなければ、結局何の話だったのかという事態になってしまいます。
何だかよく分からないという状況を生む原因として、大抵は伝える情報が多すぎる場合があります。
なのでやる作業は、【情報を削る】です。
削るものが多いほど、残ったもののインパクトは強くなります。
テーマに対して、キーメッセージは多くても3つに絞ると、記憶に残りやすくなります。
テーマ→3つのキーメッセージ→データ・具体例で補強
という感じだとストーリーが作りやすくなります。
最後に
今回記載したのは、ほんの一部ですが、相手の心を動かす話は、実は形に沿って話を作ると誰でもできてしまうものです。
一方で何もしらずに話をしようとする、または知っているだけで実践しない場合は、結局何が言いたいのかよく分からないという状況を作ってしまいます。前者はともかく後者はもったいないですよね。
一度も人の感情を動かす話ができる体験をすると、もうやみつきになりますよ♪
是非今回の内容を実践してみてください😊
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