ハイパフォーマンスプレゼン㊱【聴衆をジャガイモと思えは誤り】
こんにちは、こんばんは。伊藤です。
今回も質問を頂きました。
「自分のプレゼンで聴いている人がいると緊張し、いまいち上手く話せません。どうすればそういうのがなくなりますか?」
そんなとき、次のようなことを言われたことはないでしょうか?
「聴いている方をジャガイモだと思えばいいんだよ。」
…果たしてそうでしょうか?
私はプレゼンを勉強するようになってからはジャガイモは誤りだと気付きました。
今回は【聴衆をジャガイモと思えは誤り】について記載します。
とあるプレゼンテーションセミナーで、大勢の前で緊張をするようなら「目の前にいる方をジャガイモだと思え」、また「話しかける相手の額や鼻を見ろ」と言われたことがあります。
実際にやると確かに緊張している感は薄まります。
それは、一人で一方的に話しているだけという感覚に陥ることです。
プレゼンをほとんどしたことが無い人だったらジャガイモでも良いと思います。
だけど、そもそもプレゼンの目的って何でしょうか?
聴いている方に何か行動を決めてもらうためですよね。行動を起こしてもらいたい人を見ずに話をして、自分の真意を伝えるのは難しいものです。
ではプレゼンで緊張しないためにはどうすればいいでしょうか?
私の答えは、
【自分に自信がつくまで練習する】
不安や緊張といった悩みは、自分の理想と現実とのギャップが大きいときに起きます。そのギャップを埋めるために練習を行ってください。
ただし私がいう練習は、頭の中で資料を読んだりではなく、人前で声に出してやる本気の練習です。
そして練習後には毎回フィードバックをもらうことも重要です。フィードバックをもらって修正して再度本気の練習を繰り返しやります。
プレゼン1週間前には資料を準備し、プレゼンの練習を本気で10回以上やります。
中には3時間ぶっ続けで本気の練習をした方もいました。(このときは私の方が限界が先にきました)
ここまでやるのは、自分の社員に何とか行動を起こして欲しいからです。
ジャガイモ?
自分の社員をジャガイモとは思えないですよねw
本気でその方に伝えたいなら本気で練習が大事です。
最後に
人前で緊張したらジャガイモは、プレゼン初心者が一時的に使うならまだしも、プレゼン経験者が行うには稚拙です。また根本的な部分を解決しないので、毎回同じように緊張するだけです。
相手がいてこそのプレゼンです。本気で練習してからプレゼンに臨んでください。
あなたのプレゼンは『何のため、誰のためにするのですか?』
その質問を自分に投げかけることで、自分が話す相手について意識することができますよ。
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