ハイパフォーマンスプレゼン㊼【ファシリテーションのコツ①】
こんにちは、こんばんは。伊藤です。
人前で話すことが多い場面の一つに会議があります。普段は参加者のうちの一人でいることが多いですが、ある程度経験を積んでくると進行の役割、すなわちファシリテーションの役割を担うこともあります。
人前で話すスキルだけでなく実りのある場を作るスキルが重要となる役割です。
今回はプレゼンの一歩進んだスキルである、ファシリテーションのコツをテーマに記載していきます。
今までに会議で以下のようなことを経験したことはありませんか?
*会議の1シーン
Aさん(ファシリテーター)「ではアイディア出しを行います。みなさんアイディアを出していってください」
Bさん「(急に言われても)...①案はどうでしょう」
Cさん「えー、それよりも②案の方がどう?」
Dさん「いやいや、何言ってるの、過去の経験から③案でしょ。」
Eさん「(どっちも微妙…いーや、私はだんまりで)」
Aさん「(このまま続けてもらおう...)」
そして会議が終わったあとに、
「あの会議ほとんど進まなかったね」
「時間の無駄だった」
「ファシリテーター(進行役)の人が微妙だったなー」
またファシリテーションの役割の人も
「今回集まったメンバーは最悪だった」
と、結果、お互い愚痴を言い合って終了。
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上記の例は、会議が上手くいかった時に多い話です。
本当なら内容の濃い打ち合わせをしたいはずなのにどうしてそうなってしまうのでしょうか?
ファシリテーションでは、議論の進行するというスキルだけに着目しがちですが、それ以上に重要なスキルがあります。
それは
【人の状態変化を感じる】スキルです。
会議をやっている間に人の顔は会議が始まるときから変化していきます。
これを察してファシリテータが合いの手をいれていきます。
例えば、グループで山登りをします。ゴールは山の頂上です。
あなたは他のメンバーを先導して頂上に導いていく役割があります。
ここで、頂上まで行くまでにメンバーの状態を見ながらゴールに向かうと思います。
体力的に厳しいAさんは大丈夫かな?
休憩はどのタイミングで取ろうかな?
ご飯はどのタイミングで食べようかな。
等、ゴール以外に考えることが多いと思います。
山登りでの考えは会議の時でも同じです。
会議の例え話に戻りますが、Bさん達の意見に一つずつ反応をし、ゴールに導くように先導していくことが大切です。
また、事前に会議の前にテーマをメンバーに伝えることも必要です。
Bさん「(急に言われても)...①案はどうでしょう」
こんな状態で会議に参加しても良いアイディアは出にくいものですよね。議論が活性化するのに必要なことは多くあります。
次回以降の記事でもファシリーテーションについて記載していくのでお楽しみに。
最後に
ファシリテーションスキルは、会議参加者のプレゼンのパフォーマンスを高めるために必須スキルです。
今回記載した【人の状態変化を感じる】スキルでは、相手をよく観察することから始まります。
「この人は今どんなことを考えているのかな?」「どんな性格の癖があるのかな?」そう考えていると少しずつですが人の状態変化を感じられるようになってきますよ。
是非やってみてくださいね♪
では次回のファシリテーションのコツ②もお楽しみに。
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