ハイパフォーマンスプレゼン51【ファシリテーションのコツ④】
こんにちは、こんばんは。伊藤です。
ファシリテーションのコツ③【会議の進行(中編)】では、会議で話すのが苦手な方が話せるようになる雰囲気作りについてお伝えしました。
意見を出す順番を1対1、複数人という流れでお伝えしたところ、「打ち合わせの雰囲気が良くなりました!!」
というコメントをもらいました。
話すのが苦手な方がいる打ち合わせでは効果有りです!
そしてわざわざコメントを送って下さりありがとうございます!
週一で更新とはいえ、51回分読んでいる方も相当大変だと思います。(本にすると1冊分相当?!)
この場を借りて、いつも読んでくださりありがとうございますm(_ _)m
さて今回は、ファシリテーションのコツ④【会議の進行(後編)】をお伝えします。
起承転結の「結(まとめ)」となる部分です。
会議を上手く進めていき、最後のまとめとなる部分が近づいてきました。
最後に○○をやる!とバシッ!!と決めて終われたら最高ですが、意見が分かれたりするとズルズルと会議が長引き、なかなか終わらない!といったことも起こります。
このときファシリテータの皆さんはどんな手法を用いて会議を進めていくでしょうか?
例えば以下のような手法があります。
1.誘導、説得
2.独断
3.過半数を選択
4.協議決定
5.コンセンサス法
6.次回に持ち越し
1.誘導、説得
一人ひとりに話をしていく方法で、コミュニケーションスキルが高い人が得意とします。
一人にかける時間が長くなりがちのため、少人数の会議の時が効果的です。
2.独断
ある程度権限を持った人で、またトップダウン風習の会社が得意とします。
イエスマンが多い会社だと効果的な方法です。
3.過半数を選択
会議の参加人数が多い会社が得意とします。
多数決で決めますが、少数派の意見をつぶすためその後のフォローもセットになります。
4.協議決定
両案についてお互いに納得するまで意見をぶつけ合う方法で、会議時間を長くとっている会社が得意とします。
互いのコミュニケーションアップにも繋がるので、研修で用いやすい方法です。
5.コンセンサス法
意見が割れた後、両方の意見を取り入れた第3案を考える方法で、チームとして動くことが多い会社が得意とします。
少数派の人がいても切り捨てないためチームからの協力を得やすいですが、決まるまでに時間がかかります。
6.次回に持ち越し
決めきれないときに用いる方法で、意志決定者が不在のときに起こりやすいです。
また、最後の最後にちゃぶ台返しのように意見を変える承認者がいると起こりやすいです。
できれば避けたい方法になります。
それでも理想とするのは【5.コンセンサス法】です。
全員の納得を得やすい、合理的に全員が対等の立場で議論できる、チームから協力が得やすい等メリットが多いからです。
短時間の会議では向きませんが、1時間ぐらいの会議であれば、始めは【5.コンセンサス法】で進め、時間がなくなりそうだなと思ったら他の選択肢を選択するというのも方法の一つですよ♪
まとめ
ファシリテーターが会議において考えることは多くあります。資料の準備、参加者への準備、議題の提示、場の雰囲気を読みとる、会議のまとめ等々、気が抜けないところばかりです。
それでもできるようになると、その人の価値が高まり、リーダーとして選ばれやすくなります。
少しずつ実践して、是非とも自信をもってファシリテーションできるようになってくださいね♪
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