仲良くなるルール

新年度になり、新社会人として働き始めてきた方ももうすぐ一ヶ月経ちますね。


コロナの影響で人と直接会う機会がなくなってきていますが、新しい環境になったら新しい知り合いができてくるものです。

そんな中、私の知り合いより、新しく入ってきた方から「新しい環境になって知り合いや友達作りに困っています」という相談を受けたと聞きました。


色々調べているうちに、友達作りで簡単にできて強力なのに何故かあまり使われていないテクニックがある!!ということを知りました。


今回はそのご紹介をします。


シカゴ大学の研究で論文のタイトルに「友情のレシピ」というものがあります。

他人との信頼感や協力関係を簡単に作る方法はないのかということを調べてくれたものです。


【同じ釜の飯を食った仲】


というのが本当に正しいの?といった研究です。

我が家の二匹もよく同じ釜のおやつを食べる仲なので気になりますw

以下研究内容です。

143人の男女にペアを組んでもらい二つのグループに分けました。

グループ1:同じキャンディを食べてもらったグループ
グループ2:違うキャンディを食べてもらったグループ


信頼関係というものを測定するのは難しいですがこの実験では信頼ゲームというものを使っています。3ドルを貰った上で手持ちのお金を相手を信頼して預けたり預かったりしてお互いに裏切ることがなければ金額が増えるというゲームです。相手を信じて自分の手持ちのお金の一部もしくは全部を渡したらその金額が増えて、受け取った方はその金額を渡してくれた人に返すこともできるし独り占めすることもできるというルールです。
信頼して預けることで金額が増えていくわけですが、そのお金の動きがどこかで止まるわけです。

お互いに信頼し合うことで利益は上がるけれど途切れることによってその利益を独占できる状況を作ったわけです。

結果として、同じキャンディを食べたグループの方が違うキャンディを食べたグループよりも獲得金額の平均が大きかったということです。相手を信じて預ける率が上がり裏切られる確率が減っていたわけです。

同じキャンディを食べたグループは平均獲得金額は2.4ドルで違うキャンディを食べたグループは1.86ドルでした。


同じものを食べているという感覚が強力という結果です。



食事に誘って一緒にご飯を食べるとまでいかなくても、お菓子とかでもいいので同じものを食べているという感覚が信頼感や協力関係を著しく結びつけてくれるとのこと。



なるほど、我が家では無意識のうちに、同じおやつを食べていた二匹は仲良くなるきっかけになっていたのか。。。


ご飯はハードルが高くても休憩時間に同じおやつを食べることを続けていれば仲良くなれそうですね♪


何だか餌付けしているみたいですw


にょろの日常

普段の活動をブログに載せています。 本ブログでは、 我が家の日常について 愛犬のりゅーと愛猫のれん が登場します。 水曜に気が向いたときに更新中です。 (更新を忘れがちなのでw)

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