ハイパフォーマンスプレゼン⑧【目線を送る】
こんにちは、こんばんは。伊藤です。
ハイパフォーマンスプレゼン⑦では『間』について書きましたがどうだったでしょうか?
今回、間を取る事を実践した方から面白いコメントがきたのでご紹介します。
今回実践した方は普段早口で、相手をつい置いてけぼりにしまいがちで悩んでいました。
そこで間を開けて話すことを意識したところ、
「不思議とゆっくりと話をしていました!!何だか自分の中で余裕が生まれました!!」
と感想を頂きました。
そうなんです。間を意識すると、自然と相手を気遣い、相手に合わせた会話ができるようになります。この感覚が分かってくると人前で話すのが少しずつ楽しくなっていきますよ♪
では、間を取れるようになったら次のステップです。
次は、
『目線を送る』
です。
目線を送る
資料やそのビジネス自体は素晴らしくても、プレゼンをしている人が聴衆を見ずに資料ばかり見ていたら、プレゼンの質としてはそれほど高くありません。
聞いている方がビジネスには魅力を感じていても、話し手が聞き手を見ていないと一人で淡々と喋っているという状況になり、聞いている方が「あー、なんか話してるなー」ぐらいにしか思わなくなります。(演劇は別ですが)
また一部の人だけに見るのではなく、全ての聴衆に向けるということが大事です。
スピーチやプレゼンでは時間が長くなることもあり、聞いている方が飽きることもあります。
そんな時に聞いている方を見ることで、聞いている方が「もしかして私のために話してくれているのかな?」と思いやすくなり、話に集中して聞いてくれるようになります。
どういう感じに見ていけばいいのか?
全員を一人ひとり見ればいいの?
そんな疑問も出ると思います。
話す手が聞いている方を見る時には、右奥から右手前に徐々に目線を送り、次に中央奥から中央手前、左奥から左手前といった感じで目線を送ります。
Wを意識して見るのがポイントです。
また全員を一人ひとりに目線を送るかについては、ぶっちゃけると全員とは目が合いません。(一番奥まで見えたら視力良すぎですw)
相手の表情を見て、伝わっているかどうかを見ていくこともできますが、相手の方を見て話すのに慣れていない方は、相手の方を見て目線を送っている風でやってみてください。
最後に
興味を抱かせて人を惹きつける話にするためには、まずは聞いている方に集中して聞いてもらわないといけません。視線をあまり重要視していない方も見かけますが、見ていて何だかもったいなーって感じてます。
スピーチやプレゼンは話し手と聞き手に完全に分けられるため会話こそありませんが、聞き手のキャッチボールを取ることが大切です。
『目線を送る』は、引き締まったプレゼンにする上でとても効果的なので是非実践してみてくださいね♪
0コメント