ハイパフォーマンスプレゼン⑦【間】
こんにちは、こんばんは。伊藤です。
今回は人に伝えるときに特に重要なことをお伝えしていきます。
伝わるための要素は、細かく分かれています。
発音、発声、滑舌、姿勢、話すスピード、間、目線、ジェスチャー、論理性、資料の出来
等です。
「どれが重要なんですか?」とよく質問がきます。
答えは、もちろん全部です!!
しかしながら、私に相談する方は発表直前の方が多いので、さすがに全ては無理。
なので、急な相談のときには、特に重要なキーポイントをお伝えします。
それは
『間』
です。
相手の感情をコントールする「間」
「間」はただの沈黙ではありません。
間は聴いている方が自分の話をより理解して頂くために必要な時間です。
友達と気軽に会話をするときも、目の前にいる人にスピーチやプレゼンをするときも、必ず間は存在します。
普段の会話では無意識のうちに間を開けて話をしていても、スピーチやプレゼンで話さなければならない場合、言葉を口に出すことが最終目的となってしまい、伝えたいはずの相手を見失う状態に陥ることが少なくありません。
そして聞いている方は一方的な話を聞いているうちに段々と聞く興味が失せてきてしまいます。。。
間を設けることで、聞いている方が理解しやすくなるだけでなく、話し手に注目を集める効果があります。
「重要なことは、、、、、○○です!!」
この『、、、、』の間で、聞いている方は「早く続きを聞きたい!!」と思いやすくなります。
ではどんな感じで間を入れるかというと、一つ例を挙げます。
例
「みなさん、こんにちは。( 秒) にょろです。
プレゼンでは間を空けるのが大事なんです( 秒)
もう一度言うので覚えてくださいね( 秒)
プレゼンでは間を空けるのがとても大事なんです( 秒)
もうこれだけ言えばバッチリですよね」
( )に入る時間は相手に合わせて変えます。私の感覚になりますが、0.5~3秒ぐらいです。この時間の差は相手の顔をみて判断しています。
ただし、間を入れるにあたり気を付けるポイントがあります。
それは、余計な一言を言わないことです。
間を入れることで一瞬シーンとしますが、この雰囲気に耐え切れず、つい「あー」とか「えー」という余計な一言を言いがちです。
これでは、注意を惹きつけるどころかノイズとなってしまうので間の効果が半減します。
不安になる気持ちは私も同じだったので分かります。だけど間のときには余計な一言を言うのをぐっと堪えてください。
せっかく作ることができた間を上手く活かしてくださいね♪😊
最後に
間を入れながら話せるようになると、不思議と相手を少し見てみようという気持ちになっていきます。
そして聞いている方を見ると、「あれ?今の話は伝わりづらかったかも?話を少し変えてみよう」または「今の話の反応は良さそうかも!このまま話を進めていこう!」ということを考えながら話せるようになります。
相手のために話をしようという気持ちになったらもうグッドスピーカーの仲間入りです♪
是非、間をいれて話をしてみてください✨
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