ハイパフォーマンスプレゼン㊾【ファシリテーションのコツ②】
こんにちは、こんばんは。伊藤です。
ファシリテーションのコツ①では、「この人は今どんなことを考えているのかな?」「どんな性格の癖があるのかな?」と考えることができると、人の状態変化を感じられるようになるとお伝えしました。
そのスキルはすぐには習得できるものではないので、意識して何度も取り組んでみてくださいね。
では今回は、ファシリテーションのコツ②【会議の進行(前編)】についてお伝えします。
会議の進行について起承転結で書くと、以下のようになります。
【通常】
起:メンバーに会議の目的と目標を共有
承:メンバーと議論
転:案を提示
結:案についてメンバーの合意を得る
また問題解決型の場合は以下になります。
【問題解決型】
起:現状把握
承:問題について議論
転:方針の決定
結:解決案の立案
※この起承転結の流れに沿ってテーマを並べたものをアジェンダとも呼びます。
上記は進行の型になりますが、この通りにやったのに上手くいかない時があります。
それは、参加者の方がテーマを理解しないまま議論に入ってしまったときです。
中には、「今回の会議って何の話をするんでしたっけ?」という人も現れる場合もあります。
そうなると承で実りのある話ができません。
そうならないようにするためには、起の段階で参加メンバー全員にしっかりと内容を共有する必要があります。
質問ですが、起の内容を参加メンバーにはいつお伝えすればいいでしょうか?
会議が始まったときでしょうか?
起を伝えるのは、
①参加メンバーを招集するタイミング
②会議の始めです。
①が大切です。
①には招集目的、解決したいこと、なぜあなたを招集するのか、招集時期を記載します。
なぜあなたを招集するのかを入れると参加者の意識もグッと高まるので効果的です。
①と②の二回言う事で「あれ?何のための会議だっけ?」を防ぐことができるので是非やってみてください。
最後に
ファシリテーションのコツ②では、会議の進行の型、起を伝えるタイミングについてお伝えしました。
ファシリテータになると、準備するのは自分だけとなりがちで、他の方には意識が向きにくいです。そうなるとせっかくのファシリテータになれたチャンスを活かすことができず、もったいないことになります。
始めは意識してできるようにチェックリストを作り、漏れなくチェックするのもいいかもしれないですね。
では次回のファシリテーションのコツ③もお楽しみに。
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